予備試験 短答合格三種の神器
こんにちは!
司法試験予備試験マスター・弁護士の幸谷です。
今回は「予備試験 短答合格 三種の神器」というテーマでお話します。
この記事を見られている方は、今年から予備試験の勉強を開始しようか考えている、またはすでに予備試験の勉強を考えている方が多いでしょう。
予備試験には短答式試験、論文式試験、口述試験と、3つの試験がありますが、
まずは最初の関門である短答式試験に合格しなければなりません。
短答式試験に合格するために、何を用意したらいいかわからない人もいるかもしれません。
勉強する教材ややり方を間違えてしまうと、いつまでも合格できないということにもなりかねません。
そこで今回は、短答式試験合格のための三種の神器!ということで
初学者が今すぐ用意すべき3つの教材をご紹介したいと思います。
私はこれまで何人もの予備試験受験生の個別指導をしてきました。
これまで予備試験の個別指導の講師をしきまして、何年も受からなかった受験生を何人も合格させてます。
受験生から「先生のおかげで合格できました!」という声もいただきました。
何人もの受験生を指導してきた経験から、短答式試験合格のための教材を厳選することができました。
今回の記事では、短答合格のための三種の神器についてお伝えしてまいりたいと思います。
ちなみにこのブログでは、何人もの受験生の個別指導をしてきて実際に合格させていた現役弁護士の私が、
予備試験に効率よく合格するメソッドなどの有益な情報を発信していますので、
今後もそのような情報を見逃したくない方はぜひ今のうちにブックマークをよろしくお願いいたします!
ではいってみましょう!
短答式試験合格のための三種の神器①
短答式試験合格のための三種の神器について、一つ一つ解説していきます。
短答式試験合格のための三種の神器1つ目は、「法文集」です。
「当たり前!」と思った方、そのとおりです。
法律の試験を勉強するために法文集を用意するのは当たり前です。
個別指導の受講生で用意していない人はいませんでした。
しかしみなさん、どんな法文集を選んだらよいか迷いませんか?
そこで今回は、個別指導講師が厳選してお伝えします。
まず、とにかく軽いのがいい!という方におすすめなのが、ポケット六法です。
価格も2000円前後で手軽に買えますし、予備試験に必要な法文はすべて収録されています。
次に、判例も載ってるやつがいい!という方におすすめなのが、判例六法です。
判例六法にはいろいろ種類がありますが、受験生におすすめなのはこのタイプです。
コンパクトにまとまっていて非常に使いやすいです。
私も受験生時代、この判例六法を使っていました。
特に、憲法のように判例が重要な科目については判例もついていると非常に使い勝手がいいです。
コンパクトさを選ぶか、判例付きのものを選ぶかは好みになりますので、
ご自身の好きなほうを選んでみてください。
ちなみに、スマホでよくない?と思われた方もいらっしゃると思います。
たしかに、スマホで検索すれば、民法とか刑法の条文を見ることができます。
私もよくスマホで検索して条文を確認しますので、それ自体悪いことではありません。
ただ、予備試験ではもちろんスマホは使えません。
論文式試験では法文集を見ることができますが、紙の法文集を素早く見るのも重要になってきます。
論文式試験のためにも紙の法文集は用意したほうがいいと思います。
概要欄にアマゾンへのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はそちらからご覧ください。
短答式試験合格のための三種の神器1つ目は、「法文集」です。
短答式試験合格のための三種の神器②
短答式試験合格のための三種の神器2つ目は、「過去問」です。
これも「当たり前!」と思った方、そのとおりです。
しかし、過去問っていっても本屋に行くといろいろ種類があって迷いませんか?
私的におすすめなのは、辰巳の短答過去問パーフェクトです。
こちらは体系別に過去問が収録されておりまして、自分の勉強が終わった分野の
短答過去問を解くことができるので、私が以前の動画で言っていた
「インプットしたらすぐにアウトプットせよ」が実践できます。
また、問題ごとに正答率が書かれているので、正答率が低い問題は飛ばしたりできるので、使い勝手が非常にいいんです。
概要欄にアマゾンへのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はそちらからご覧ください。
なお、過去問の具体的な使用方法については、次回の動画でお伝えしますのでこうご期待ください。
受験生の中には「あしべつぼん」を使われている方もいらっしゃると思います。
どちらがいいのか教えてほしい!という質問を受けることもよくありますので、お答えしたいと思います。
まず「あしべつぼん」とは何か説明しますと、こちらも辰巳が出している本ですが、
短答式試験というのは5つの選択肢から2つの組み合わせを選ぶという形式の問題が多くなっております。
その5つの選択肢をすべてばらばらにして一問一答形式にしたのがあしべつぼんになります。
これは特に初学者にとってはやりやすくていい本なんですけど、
肢ごとの関係性とかがわからないですし、本試験と同じ形式で解いたほうがいいので
中級者以上はやはり短答過去問パーフェクトのほうがいいかなと思います。
こちらも概要欄にアマゾンへのリンクを貼っておきます
短答式試験合格のための三種の神器2つ目は、「過去問」でした。
短答式試験合格のための三種の神器③
短答式試験合格のための三種の神器3つ目は、「短答用インプット教材」です。
「インプット教材はすでに持ってるけど」と思った方。
入門講座を受講しているのであれば、入門テキストはすでにお持ちだと思います。
その入門テキストはインプット教材なので、それでいいんじゃないかとも思いますが、
短答式試験は条文の細かい知識が問われることが多いので、
入門テキストでは短答用の知識をカバーしきれないんです。
もちろん入門テキストが悪いと言っているわけではないです。
細かい知識をそぎ落として重要な知識を学習するためのテキストが入門テキストなわけですから
最初の知識のインプットには最適なわけです。
しかし短答式試験のためには細かい知識が必要になるため、短答式試験対策のために
それ専用のインプット教材が必要になるというわけです。
短答用インプット教材もいろいろ種類があって迷うと思いますが、
私が個人的におすすめなのはLECから出ている「完全整理択一六法」、略して「かんたく」です。
7法あるのですべてそろえる必要がありますけど、その日にやる科目を決めて一冊ずつ持ち歩けばいいので
持ち歩きはそこまで大変ではありません。
かんたくのどこがいいのかというと、まず一つ目として、
逐条で解説がついていて、条文を確認しながら学習できることです。
予備試験合格のためには、条文を大切にすることが重要になってきます。
その条文が逐条で載っているので、これを持っていれば法文集を持ち歩く必要はありません。
二つ目として、過去の短答で問われた箇所が一目でわかるマークがついているということです。
これによって過去問を解かなくても効率的に知識をインプットできます。
三つ目として、判例がコンパクトに載っているということです。
短答で問われる重要判例については、概要がしっかり掲載されていますので、判例集を買わなくても
短答式試験合格に必要な判例はこれ一冊でOKです。
ちなみに、短答用インプット教材は、ほかに辰巳の条文判例スタンダードなどもありますが
あとは好みの問題になりますので、どちらでもいいと思います。
概要欄にアマゾンへのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はそちらからご覧ください。
なお、短答用インプット教材の具体的な使い方については、次回の動画で徹底解説しますので
ぜひそちらもご覧ください。
短答式試験合格のための三種の神器3つ目は、「短答用インプット教材」です。
まとめ
というわけで今回は「予備試験 短答合格 三種の神器」
というテーマでお話しましたが、いかがだったでしょうか?
短答式試験合格のための三種の神器についてお伝えしました。
まとめますと、一つ目は「法文集」
コンパクトに持ち歩けるものがいいか、判例も載っているものがいいか、自分の好みに合わせて選びましょう。
二つ目は「過去問」
勉強を始めたばかりの段階はあしべつぼんを使うのもいいですが、
慣れてきたら短答過去問パーフェクトがおすすめです。
三つ目は「短答用インプット教材」
短答式試験は細かい知識が問われるので、それ専用のインプット教材が必要です。
完全整理択一六法や条文判例スタンダードを7法そろえましょう。
これらの具体的な使用方法については次回の動画で徹底解説いたしますので
そちらもぜひご覧ください。
短答式試験合格のための三種の神器についてはわかったけど、
どうやって勉強していけばいいのかわからない・・・
と思った方、安心してください。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事でお会いしましょう!